例年今頃は一番春らしい時期でウキウキしてくるのですが、今年はじっと我慢、守りを固めて落ち着くのを待ちましょう。
体力を落とさないようにして免疫力をつける、移されそうな環境に近づかない、気づかずに自分が感染者の可能性もあるのでやたらと出歩かない、などを心がけています。
先に北海道知事の緊急事態宣言を受けて営業時間の短縮を実施しましたが、先般解除し、今は平常通りの営業に戻っています。
今のところ浴場業界から感染事例はありませんが、密閉空間、換気条件、至近接触、滞在時間、あまりいい場所とは言えません。
そんなことから店内に次のような掲示をして注意をお願いしております。
逆に、入浴によって心身の健康増進の側面もあり、免疫力の向上にもつながるのではという想像もしております。
ヒートショックという用語があり、特に冬場の寒暖差によって心筋梗塞・脳梗塞等の引き金になるということで知られています。
ところが、このヒートショックを利用してヒートショックプロテイン療法というのがあるのです。
ヒートショックを受けることで体内でヒートショックプロテインという痛んだ細胞を修復するたんぱく質が生成され、免疫力強化、乳酸抑制などの効果があるいうものです。
スポーツ選手がマッサージと併用して活用しています。
やや熱めのお湯が効果的で、あまり長湯せず、短時間に切上げるのがよいようです。
体の衛生、心の衛生、体内の活性化に浴場をうまく活用していただけたらと思っております。
開店直後の込み合う時間を避けて、くれぐれも短めに。
●4月の自然からの贈り物
今月はちんぴ湯(=みかん湯)です。
乾燥させたみかんの皮をお湯で戻して使います。
ほのかな香りで芯から温まります。
大変人気があります。
お楽しみに。